【#石狩DC見学会】さくらインターネットさんには本当にがんばってほしい。
11月23日(土)、24日(日)にさくらインターネットさんの石狩データセンターの見学会に参加してきました。抽選のため、まぁ当たらないだろうと軽い気持ちで応募しましたが、予想に反して当たってしまいました。後々伺うと、42名の枠に250名ぐらいの応募があったようです。やったね!
応募したきっかけですが、データセンターを拝見する機会なんてそうはありませんし、仕事上とてもタイムリーな話題だったため、これは何かの縁だと思い、えいや!で応募しました。
施設内見学とその説明
さて、以下、写真を載せます。実際の説明については、あまりメモはとらず、記憶を辿って書いていますので、間違いがあればご連絡頂ければ幸いです。ナニワトモアレ、次の写真をどうぞ。
ブラックの巨体、キレイにまとめられた配線、管理パネル(みたいな)、非常用発電機。これらにときめくのは男の子の証拠でしょうか。
さて、私の第一印象ですが、これらの施設もすごいなぁと感じましたが、それよりもさくらインターネットさんのスタッフの皆さんの雰囲気が大変良く、明るく、イキイキされているのを拝見しますと、とても充実した職場なんだろうと思いました。参加前からカジュアルながらも真面目な空気を持っている組織だなと感じていましたが、この見学会を通してそれを裏付けるようなお話を聞くことができました。
以下メモ書き
- 石狩DCの敷地面積は東京ドームとほぼ一緒。全部で8棟が建つスペース。
- 地の利、外気冷却。
- 現時点では1棟めのみ稼働中。2棟めはもうすぐ竣工。
- 1棟めは、約500ラック。2棟めは、ラックを変更し600ラックに増やす予定。
- 稼働中のエアフローは3種類。
- 1、壁から吸気。ラック上部から排気。
- 2、天井から吸気。ラック上部から排気。
- 3、天井から吸気。ラックを背中合わせにしひとつの部屋として閉めきり排気。
- 順に試して良い方法を次に展開。
- DCやラックの設計はパテントが存在しているとのこと。
- 実はコロケーションが多い。
- 配線は天井。ラックはコンクリの床に直置き。
人手によるサーバ再起動のデモ
- サーバルームで目的のサーバを特定。
- サーバの数が多いので見失わないようにマーキング。クリップ(?)のようなものを付ける。
- テレビ電話(?)で現地とつなぎ、ダブルチェックを行う。サーバの番号、IPアドレスを指差し確認と読み上げる。
- 再起動。
アナログですが、作業手順はしっかりとされているように思いました。蛇足ですが、このデモを実演された2名のスタッフ。かなりの演者ですw
最後に
すいません。もっといろいろと説明していただいていましたが、途中からサービスをどのように利用すれば良いかの妄想がスタートし、聞き逃しているところが多数・・・。企業情報システム系の実例や、さくらインターネットさんを利用するためのネットワーク構築例などを質問したかったのですが、ダメ男の私は質問できず。もう少し勉強してから、別途連絡したいと思いました。
しかし、細かくデータを取られ、改善改善&改善。まるでアスリートが体を作りこむようなストイックさも感じました。懇親会で営業の方に新しいサービスも何やらあるようで、とても楽しみにしています。
見学中や見学後のプレゼンで、田中社長をはじめとするさくらインターネットさんの皆さんはお話がとても上手なことに驚きました。特に田中社長のお話には「普通に惚れてまうやろー。」ってぐらい、よどみなく、素晴らしいお話をされる方でした。お声も素敵でした!
このような施設、運営をされ、あの格安の価格設定。安かろう悪かろうを想像するのが常ですが、さくらインターネットさんはそうではありませんでした。これからも、さくらインターネットさんの大きくなり、私たちユーザも夢を持って応援できる組織だと思いました。
追記
2日目は北海道大学内をウロウロしていました。自然いっぱいで歴史ある建築物もあり、ここで勉強したいなぁとか思ったり。